ゴスペルは、もともとアメリカに住むアフリカ人により発祥した音楽です。多人数で歌ういわゆるコーラスですが、強いリズムがあり、乗りが良い曲が多い状況です。歌う技術より、歌う時の気持ち(魂)を重要視したところが他のコーラス音楽と異なるところです。

日本国内では、趣味としてゴスペルが大流行です。全国各地にごスペールグループが誕生し、それぞれのグループは、コンサート活動を行っています。

ゴスペルグループが流行る理由は、歌の技術より、皆で気持ちを合わせ、時には体でリズムを取りながら誰でも楽しむことが出来る点です。また、歌う曲は、基本的に英語であり、洋楽なので、洋楽好きな人は、とても心地よいのです。

一般的には、歌唱技術は、人により様々で、なかなか人前で歌うほどの技術には達しません。歌が少し上手くらいの人や下手な人は人前で人を集めてコンサートは出来ないので、趣味として楽しめないのです。

しかしゴスペルグループであれば、歌の上手い下手より気持ちの部分が重要視される音楽のため、だれでも楽しく参加できます。趣味として楽しめる理由です。

ゴスペルを趣味で行うグループは、定期的に練習を行い、たまにコンサートを行います。

趣味のグループが、なぜコンサートが出来るかの理由は、ゴスペルを行うグループのメンバーそれぞれが知り合いを連れてくるだけでも、結構な大きな人数になるからです。平均的な20人程度のグループでも、1人が2人連れてくれば、40人になります。小さなライブハウスであれば、その人数でいっぱいになるのです。

自分の歌を人に見てもらって、歌を聞いた人が楽しんでいる姿を見ることが、歌っている人の最大のうれしさになります。グループの結束、そして練習の励み、長く続く趣味になるのです。